2020-公演概要

「横浜バレエフェスティバル2021」は8月1日(日)に神奈川県民ホール大ホールにて開催予定。

詳細は近日中にホームページならびにFacebookページにてお知らせを致します。

 

 


 横浜バレエフェスティバル2020 
~バレエの“力”が8.1に”かながわ”へ集結!~
主催:株式会社ソイプランニング

【本公演】
2020年8月1日(土)

14時開演
(13時開場) 16時4
0分終演(予定)
会場:神奈川県民ホール 大ホール アクセスはこちら
【本公演出演者ダンサーはこちら】

★ チケット先行販売:2019年11月27日(水)16:00~ ★
(↑こちらから、『チケット』のページにリンクします。)

バレエファンの方はもちろん、初めてバレエを観る方も楽しめる公演です。
また、昨年、ご高評いただきました『前夜祭』。
ダンサーと同じ舞台上から観覧するという、レアな公演『前夜祭』を2020年も開催します。

【前夜祭】
2020年7月31日(金) 19時30分開演

★前夜祭のチケット販売は、詳細決まり次第、HPにてお知らせいたします。

 

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バレエには様々な”パワー”があります。美・激・愛・動・静・寂・・・
ダンサーと演目のラインナップとで、その多様な”パワー”を、一挙に感じていただけるよう構成しています。
日本の至宝と世界トップレベルのバレエのエッセンスをぜひ!

芸術監督:遠藤康行(元フランス国立マルセイユ・バレエ団 ソリスト/振付家)
プロデューサー:吉田智大

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横浜バレエフェスティバルのコンセプト
本公演のコンセプトは、
①若いダンサーと円熟したダンサーという、年齢や経験からくる表現の幅や厚みの違い。
②「クラシックバレエの定番からなかなか見られないコンテンポラリーダンスまで」「古典から新作まで」などの、演目のバラエティー。
この2つの軸を1公演に盛り込んでしまおうというものです。

芸術監督の遠藤康行が公演全体のディレクションをし、オープニングとフィナーレを創ることで、ガラ公演でありながらも公演全体が一つのストーリーのように、さらには、一人の人間の一生のように感じられるよう、努めています。公演を観ていただく方それぞれが、ご自身と重ね合わせて感じられる、そんな時間を提供することができたら・・・と思っています。

今年も下記3つの価値のご提供を目標に公演を実施させて頂きます。

ご覧になる方に提供したい価値:
1公演でクラシックバレエからコンテンポラリーダンスまで、バラエティー豊かな演目を楽しんで頂き、今の自分の好みを見つけていただく。
今をときめくフレッシャーズからワールドクラスのプリマまで、幅広いダンサーを一挙にご覧いただく。
公演を観た方が、ご自身の今に自信と希望を持ち、すがすがしい気持ちになっていただく。

出演される方へ提供したい価値:
所属を超えた同世代ダンサー同士のコミュニケーション、ベテランと若手とのコミュニケーションの場を作り、それが将来、出演ダンサーの財産になればと思っております。出来るだけ出演ダンサー間のコミュニケーションが生まれるよう、努めています。

バレエ・ダンス界に提供したい価値:
本公演は、特定のダンス・バレエファンの方だけではなく、初めてバレエ公演を鑑賞する方を含め、多種多様なお客様に観ていただきたいと考えています。その中で、例えば、クラシックバレエを習っているお子様がコンテンポラリーダンスの魅力を初めて気づくきっかけになったり、「バレエとは白い衣裳を着て踊るもの」という典型的なイメージをガラッと変えるきっかけになったり、少しでも多くの方に、バレエの多角性や奥深さをお伝えする機会になれば・・・と思っております。本公演によって、バレエ・ダンスという芸術に、様々な視点から興味を持つ方が増え、日本のバレエ文化の発展に少しでも貢献することができたらと考えております。

******以下、『横浜バレエフェスティバル2019』時のメッセージより引用

芸術監督 遠藤康行からのメッセージ

「横浜バレエフェスティバル」は今年で5年目を迎えます。
この5年間たくさんの出演者たちや振付作品との忘れられない新鮮な出会い、ジュンヌバレエのメンバーのまさにこれから羽ばたいて行く、そんな姿を応援してくださる観客の皆様への感謝の思いでいっぱいです。

記念すべき5周年は今回初めての出演となるイングリッシュ・ナショナル・バレエ団リード・プリンシパルとして長年ENBを牽引してきた高橋絵里奈。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団、両プリンシパル平田桃子、厚地康雄。イギリスの第一線で活躍されている洗練されたクラシックバレエを堪能いただきます。またコンテンポラリーではプレルジョカージュ「ロメオとジュリエット」で観客の心震わせた津川友利江がフランスで共に活動をしているエドワール・ユとの新作を披露。モンテカルロ・バレエ団の揺るぎなき存在感とオーラ溢れる小池ミモザと私、遠藤康行は神奈川芸術監督プロジェクト「最後の物たちの国で」白井晃演出、一柳慧音楽より抜粋で異空間へと誘います。毎年このガラに欠かせない独特の世界観を持つ柳本雅寛、今回のお相手はニューヨークで活躍していた大宮大奨と共に柳本ワールドをお届けします。

以前はフレッシャーズとして出演していたダンサー達も急成長を遂げ、今や日本代表的存在となり今回も華々しく踊ります。今年ハンブルグ・バレエ団プリンシパルとなった菅井円加とパリ・オペラ座で研鑽を積んでいる二山治雄がヌレエフ版「ドン・キホーテ」を披露。コンテンポラリーでは菅井円加とロイヤル・フランダース・バレエ団の加藤三希央による「Little Briar Rose(いばら姫)」遠藤版・眠れる森の美女をどの様に表現するのか楽しみです。そして美しい男性ヴァリエーション「白鳥の湖」第一幕より王子のヴァリエーションを二山治雄がバレエ美で見せつけます。

ジュンヌバレエYOKOHAMAは5周年記念として「パキータ」を英国ロイヤル・バレエ団の新進気鋭、前田紗江、中尾太亮を迎え精鋭の集まる新旧ジュンヌ達とクラシックの妙義で爽やかな息吹を感じさせてくれる事でしょう。そして本年の出演者オーディション第1位 難波亜里咲の清楚でエレガントな輝きの「オーロラのヴァリエーション」、第2位 遠藤ゆまのダイナミックでチャーミングな「ダイアナのヴァリエーション」。昨年ヴァルナ国際コンクールジュニア3位 華やかな魅力で惹きつける井関エレナの「エスメラルダのヴァリエーション」と、これからの活躍に期待する若手が続々と登場いたします。

舞台は一瞬で煌き消えて行く花火のようなもの、そのひと時の煌きと興奮を暑い夏の熱いスペクタクルで「観て、感じて、体験」していただければ光栄です。

8月3日、神奈川県民ホールでお会い出来るのを楽しみにしています。

プロデューサー 吉田智大からのメッセージ

昨年3月よりパリにベースを移したことで、欧州域内はもちろん、アメリカも移動時間が短くなり、日本人ダンサーの海外での活躍を現地で見られる機会が増えました。

本番で拍手喝采を浴びている姿だけでなく、終演後に楽屋口で「これ、家族で食べてね」とチョコレートをドイツ人のファンからもらっている姿。プレミア後のレセプションでイギリス人のファンの方々に囲まれて英語で談笑をする姿。そういう日本人ダンサーを目にする度に嬉しい気持ちになります。

今回、ご支援していただいている皆様のおかげで、横浜バレエフェスティバルは5周年を迎える事ができました。

フレッシャーズ枠に出演してくれたダンサーが引退するまで続くような、息の長いフェスティバルに出来ればと考えております。
今後とも皆さまのご支援をいただけると幸いです。