2016−公演概要

 横浜バレエフェスティバル2016
~バレエの”力”が8.7に”かながわ”へ集結!
主催:株式会社ソイプランニング、神奈川県民ホール
後援:横浜アーツフェスティバル実行委員会

開催予定:2016年8月7日(日) 神奈川県民ホール
18:00開演 20:45頃終演予定

2015年8月19日に初開催された横浜バレエフェスティバルは終了後に多方面から再開催を望む声を頂き
2016年8月7日(日)に第2回公演を開催することとなりました!

バレエを一度も見たことが無い方、バレエファンの方 両方が楽しめる公演を開催。
バレエには様々な力“美・激・動・速・寂”などがあり、その多様性と力を感じていただけるラインナップと出演者で再び魅せます。
2時間半で日本の至宝と世界トップレベルのバレエのエッセンスをぜひ!

芸術監督:遠藤康行(元フランス国立マルセイユ・バレエ団 ソリスト/振付家)
プロデューサー:吉田智大

★ ☆ ★【上演予定作品】★ ☆ ★

【第1部】(フレッシャーズガラ)
■オーデイション合格者2名
中島耀(シンフォニーバレエスタジオ)
「眠れる森の美女」第1幕よりオーロラ姫のヴァリエーション
縄田花怜(梨木バレエスタジオ)
「パキータ」よりエトワールのヴァリエーション
■エスメラルダのヴァリエーション
みこ・フォガティ
■「ラ・シルフィード」よりパ・ド・ドゥ
菅井円加(ハンブルク・バレエ団)
二山治雄(白鳥バレエ学園)

【第2部】 World Premium 1
■新作「Measuring the Heavens」 振付:高瀬譜希子
高瀬譜希子
演奏:佐藤健作
■瀕死の白鳥
倉永美沙(ボストン・バレエ団)
■新作「SOLO²」 振付:遠藤康行
みこ・フォガティ
二山治雄(白鳥バレエ学園)
■Lilly 振付:+81
柳本雅寛(コンテンポラリーダンサー・ +81主宰)
青木尚哉(ダンサー・振付家)
■「ライモンダ」第1幕より夢のパ・ド・ドゥ ヌレエフ版
米山実加 (ボルドー・オペラ座バレエ団)
高岸直樹(元東京バレエ団)

【第3部】 World Premium 2
■新作「埋火 UZUMIBI」 振付:遠藤康行
米沢唯(新国立劇場バレエ団)
遠藤康行(元フランス国立マルセイユ・バレエ団 ソリスト・ 振付家)
■ヴァスラフよりソロ 振付: ジョン・ノイマイヤー
菅井円加(ハンブルク・バレエ団)
■「エスメラルダ」よりダイアナとアクティオンのグラン・パ・ド・ドゥ
近藤亜香(オーストラリア・バレエ団)
チェンウ・グオ(オーストラリア・バレエ団)
■ロメオとジュリエットより死のパ・ド・ドゥ 振付:アンジェラン・プレルジョカージュ
津川友利江(バレエ・プレルジョカージュ)
バティスト・コワシュー(バレエ・プレルジョカージュ)
■「くるみ割り人形」第2幕より金平糖の精と王子のグラン・パ・ド・ドゥ
倉永美沙(ボストン・バレエ団)
清水健太(ロサンゼルス・バレエ団)

*演目は都合により変更となる場合がございます

プロデューサー吉田智大からのメッセージ

横浜バレエフェスティバルのコンセプト
本公演は、若いダンサーと円熟したダンサーという、年齢や経験による違い。
クラシックバレエの定番から、なかなか見られないコンテンポラリーダンスまでの、演目のバラエティー。この2つの軸を1公演に盛り込んでしまおうというコンセプトです。
また、1人の芸術監督が公演全体のディレクションをし、オープニングとフィナーレを創り、演目の配置やバランスを調整する事により、ガラ公演でありながら一つの作品のように感じていただけることを意識しております。

2016年の横浜バレエフェスティバルについて
昨年、2015年8月19日に神奈川県民ホール様、横浜アーツフェスティバル実行委員会様との共同開催で第一回横浜バレエフェスティバルを無事に開催する事が出来ました。
共催ご関係の皆様、ご協力・御協賛頂いた皆様にこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。

無事公演が終わりお客様がはけていく中、初めてバレエを観に来てくれた男性の友人が
「すごいなこれ!2回泣いたよ」と感想を言ってくれました。大変短い感想ですが、非常に嬉しいコメントでした。
また、「こんなお笑い作品もありなんだ!」とか、まだ10歳そこそこなのに「マッツ・エック作品が一番良かったな」と言ってくれるちょっと研究肌のお子さん、「ガラなのに全体がまとまっていた」など、多種多様なご感想を頂きました。

公演実施にあたってはものすごい労力、準備時間とコストがかかり、2度目については正直、ゆっくり考えようとも思いました。
しかし、せっかく多くの力が結集し、大勢の方が喜んでくれたので、出来れば毎年恒例のイベントにしたいと思い、また、神奈川県民ホール様の多大なサポートもあって、2016年の実施を決定いたしました。今年も下記3つの価値をご提供するのを目標に公演を実施させて頂きます。

ご覧になる方に提供したい価値:
1公演でクラシックバレエからコンテンポラリーダンスまで、バラエティー豊かな演目を楽しんで頂き、自分好みのダンスを発見していただく。
ダンサーについては、今をときめくフレッシャーズからワールドクラスのプリマまで一挙にご覧いただく。

出演される方へ提供したい価値:
出来るだけ出演ダンサー間のコミュニケーションが生まれるように出来ればと考えております。所属を超えた同世代ダンサー同士のコミュニケーション、ベテランと若手とのコミュニケーションが生まれ、それが将来、出演ダンサーの財産になればと思っております。

バレエ・ダンス界に提供したい価値:
本公演はその演目バラエティとダンサーのバラエティにより、ご覧になる方も特定のダンスのファンの方だけではなく、初めてのバレエ公演鑑賞の方を含めた、多種多様なお客様になると思われます。具体例としては、クラシックバレエを習っているお子様がコンテンポラリーダンスの魅力を初めて知る。「バレエとは白い衣裳を着て踊るという典型的なイメージがガラッと変わった」というような初めてのバレエ鑑賞の方が出来るだけ多く生まれればと思っております。本公演によって、バレエ・ダンスという芸術に興味を持つ方が増え、日本のバレエ文化の発展に少しでも貢献できればと考えております。

芸術監督 遠藤康行からのメッセージ

昨年より発足した横浜バレエフェスティバルが、この度第二回を迎えられる事を大変嬉しくまた誇りに思っております。
前回は「観て、感じて、体験する」をテーマに、今プロフェッショナルとして世界中で活躍するダンサー達、また日本で上演する事が少ない振付家の貴重な作品を紹介、そしてオーディションで選んだ若いダンサー、これらすべてを一夜のスペクタクルとして披露し、この日神奈川県民ホールにいらしてくださった観客の皆様とダンサー達が共に感動を共有できた事が私の最大の喜びになっております。
そして同じ瞬間は二度とないので、昨年の感動を足がかりに今年も皆様に喜んでいただけるものを今も日々模索しています。

今回も引き続き若いダンサー達のために世界で活躍するダンサー達と同じ舞台にたてるチャンスを与えるためのオーディションを7月20.21.22日に開催します。
この舞台の経験は将来プロフェッショナルとして活躍していくあなたの大きな布石となってくれる事でしょう。

2016年8月7日 横浜バレエフェスティバル。
「フレッシャーズ」は、昨年も出演しその柔軟でしなやかかつ安定したテクニックで観客を圧倒させた二山治雄さん。震災翌年の2012年ローザンヌ賞第1位で日本中を喜ばせた記憶に新しいハンブルグバレエ団に入団した菅井円加さん。数々の国際コンクール受賞、みこ・フォガッティさん。
若くしてすでに著名な彼らの更なる成長ぶりに乞うご期待です。
そしてこの精鋭メンバーに加わってオーディションで選ばれる2名が加わり爽やかな息吹を与えてくれる事でしょう。
「ワールド・プレミアム」では、フランスで最もセレブな振付師アンジェリン・プレルジョカージュ作品。アメリカ勢からはボストン・バレエ団 倉永美沙さん、ロサンゼルスバレエ団 清水健太さん。超絶テクニックと表現力の新国立劇場バレエ団 米沢唯さん。また昨年、ガラ公演ではありえない異空間を作り上げ、客席を笑いの渦で湧かせたJAPON dance project。その他、まだまだこれから新キャストも登場予定です。

また、ワークショップでは英国ロイヤルバレエ団の常任振付家であるウェイン・マクレガーのカンパニーに所属の高瀬譜希子さんを講師に迎え、今世界中の注目を集めている、ウェインのダンスの魅力、テクニック、レパートリーを体験する事ができます。

この横浜フェスティバルでしか観られない夢の競演を、クラシックバレエからコンテンポラリーダンスまで、、、。
今年もさらに熱い一夜のスペクタクル、横浜バレエフェスティバルに是非とも足を運んでいただき、「観て、感じて、体験」していただきたいと思っております。

これからも更に新情報をお伝えしていきます。
それでは2016年8月7日横浜バレエフェスティバルにて御会いしましょう。